トルコNATO軍、コソボに到着

2024年02月29日付 Cumhuriyet 紙

コソボ北部の緊張後、NATOの要請で派遣されたトルコ派遣団が、コソボに到着したと報じられた。

NATOのコソボ治安維持部隊(KFOR)は声明で、トルコ派遣団は、この地域に以前配備されていたイタリア派遣団に取って代わると述べた。

声明では、「トルコ派遣団の派遣は、コソボに住むすべてのコミュニティの利益のために、公平に、安全で安心な環境と移動の自由を常に確保し続けるというKFORのコミットメントを反映している」と述べられた。

2023年5月から6月にかけて、コソボ北部での緊張で数十人のKFOR兵士が負傷した。緊張のピークは2023年9月24日、この地域のバニスカ村で起こり、セルビアの武装グループがコソボ警察を攻撃したことに始まり、終日続いた衝突で警察官1人と襲撃者3人が死亡した。

KFORは攻撃後、この地域での存在感とパトロール活動を強化した。

KFORは、1999年6月12日に国連安保理の安全と安定確保の決議に従ってコソボでの任務を開始し、NATO加盟国21カ国と非NATO加盟国6カ国を含む27カ国から4,500人以上の国際軍要員を擁している。

トルコは2023年10月10日にKFORの指揮を1年間引き継いだ。


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翻訳者:上野明莉
記事ID:57450