地震崩壊で35人死亡のエズギ・アパート裁判、第2日目審議

2024年03月01日付 Cumhuriyet 紙

カフラマンマラシュのオンイキシュバト郡で、昨年2月6日の地震によって35人が犠牲になったエズギ・アパート裁判の第2日目の審理が始まった。

昨年2月6日の地震で35人が犠牲になったエズギ・アパート裁判の最初の審理が昨日行われた。審理の第2日目は、証人尋問で始まった。

初めに尋問が行われた土木エンジニアのエミン・ギョクハン・ゲルチェクチ氏は、亡くなったアパートの住民側管理者であるムスタファ・ドウルオールさんの息子と友人であったと話した。ゲルチェクチ氏は、友人の父が建物のボイラー室で行われた作業を心配して、土木エンジニアの目線で見てほしいと言われたと話し、以下のように述べた。

「2021年だった。赴いて、ボイラー室を調べた。エレベーターと煙突システムの梁の3か所で梁をつなぐコンクリートの亀裂とデッキコンクリートの損傷が見られた。煙突は工業用煙突だった。写真を撮り、ムスタファ・ドウルオールさんに、さらにしかるべき場所に指示した。」

ゲルチェクチ氏に次いで、ケルヴァン・パティスリーの従業員、ジュマ・エルゲン氏とアリ・シシュキル氏が聴取された。エルゲン氏は、改修後に働き始め、何も知らなかったと話した。

エルゲン氏に対して、原告の弁護士から改修前の写真が見せられた。エルゲン氏は、このような場所は覚えていないと話し、弁護士の質問に対し、「わからない」「覚えていない」と回答した。[2人目の従業員]シシュキル氏は別の支店で働いていたのを理由にして、改修についてはよく知らなかったと述べた。一方で、エズギ・アパート内に入っていたケルヴァン・パティスリーの改修は、完全にE.D.によって行われたというのが一般的な意見であると述べた。

被告側弁護士の証人尋問での質問について、原告側弁護士は「質問という名目で誘導が行われている。尋ねられた質問によって、答える人の発言が変えられている。」と反発した。

審理は他の証人たちの聴取で続いている。


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翻訳者:大屋千寛
記事ID:57456