レバノン:レバノン南部での戦況(2)

2024年03月08日付 Al-Nahar 紙

■レバノン南部の夕方におけるエスカレーション...西部地区でのイスラエルの交戦地帯

【本紙】

さらに「ヒズブッラー」は、1976年生まれで南部アイタルーン村出身の「ジハード戦士」ファーディー・マフムード・ダーウィー氏の訃報を伝えた。

アイタルーン村をはじめとする南部の村々や民間人の家屋に対する空爆に反撃するため、「ヒズブッラー」は、「ムティッラ入植地にある敵兵の拠点を攻撃し、死傷者を発生させた」と発表した。同様に、ゴラン高原にある兵舎に対しても2機の攻撃用無人機で空襲した。

一方でイスラエルは、交戦地帯となっているスール地区南部の西地区のジブキーン渓谷とアズィヤ村を空爆した。そしてハームール地域のナークーラ地区が爆撃された。

アイター・シャアブ村に面するラミーシュ村と森林地帯の地域で、2件の空襲が記録された。その前には、アイタルーン村が複数のミサイルで攻撃され、続いてアイター・シャアブ村、およびマルジャアユーン平野にあるクルミ畑が空襲の標的となった。

占領軍は、マルジャアユーン平野、採石場付近のハイヤーム町、およびカフラキラー村の一部地区を迫撃砲で攻撃した。

その後イスラエル軍は、「レバノン南部ザブキーン町にある『ヒズブッラー』傘下の2か所の軍事施設を最近」破壊したと発表したうえで、「我々は、ヒズブッラーが発射した無人機1機を迎撃した」と付言した。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:57484