レバノン:モンペリエ弁護士組合がレバノン弁護士らに対する妨害行為を非難(1)

2024年03月20日付 Al-Nahar 紙

■ハラフ議員に対する攻撃ののち...フランスのモンペリエ弁護士組合からの連帯声明

【本紙】

フランスのモンペリエ弁護士組合の人権研究所は、レバノン弁護士会前会長のミルヒム・ハラフ議員と連帯する声明を出した。

同研究所は、「治安部隊がハラフ会長や他の弁護士らの権利に対して行った暴力行為への懸念」を表明したうえで、「レバノンにおける人権と法治体制の庇護者であるハラフ会長は、憲法の尊重を呼びかけ、議会での座り込みを続けている」と指摘した。

同研究所はさらに声明で、「レバノンの同僚たち」を「汚職や弱肉強食の法則との闘いにおける最後の砦、そして法治・民主国家にとって残された保証」とみなし、彼らとの連帯を表明した。

同声明は、「ベイルート港爆発事故の司法捜査に対する妨害の停止を求めるという行為に乗り出したために、検察庁によって訴追されている同僚たちを守るために、裁判所に弁護士らが立ち入ることへの妨害」を非難した。

さらに、「レバノン人の同僚たちを脅かす危険に対して沈黙しない」ことを強調し、レバノン当局に対し、「彼らが職務の枠組み内で法的行為を行う際に、妨害や弾圧の恐れなく彼らの身の安全を保障し、彼らの権利を尊重する」よう呼びかけた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:57531