イスラエル:レバノン側からイスラエルに向け15発のロケット弾が発射される

2024年03月25日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエル軍は昨夜レバノンから15発のロケット弾発射を観測

【占領下エルサレム:アナトリア通信】

イスラエル軍は月曜日(25日)、昨夜中の数時間以内にレバノンからイスラエル北部の軍拠点に対する15発のロケット弾発射を観測したと発表した。

同軍は声明で、「昨夜中の数時間以内に、マナーラー『キブツ』付近のイスラエル軍の拠点に対する約15発のロケット弾の発射が観測され、これらは被害をもたらすことなく無人地帯に着弾した」と述べた。

一方同軍は、イスラエル軍の複数の戦闘機が昨夜、「マイス・ジャバル地域でヒズブッラーが所有し、その構成員がいる軍事施設を攻撃した」と指摘したが、それ以上の詳細は明かさなかった。

しかし現時点(08:35GMT)では、ヒズブッラーからイスラエル軍が発表した内容に関する即座のコメントは出されていない。

イスラエルが2023年10月7日からガザ地区に対して仕掛けている破壊的な戦争の影響として、同国政府は「ジェノサイド」の容疑で国際司法裁判所(ICJ)に出廷した。また同月8日以降、イスラエル・レバノン国境では、イスラエル軍とヒズブッラーおよびパレスチナ諸派の間で攻撃の応酬が起こっており、国境の両側での死傷者の発生につながっている。


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翻訳者:大森耀太
記事ID:57557