ガザ:ガザ地区に対するイスラエルの「組織的な」攻撃に関する報告

2024年04月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■国連報告者:イスラエルは組織的にガザ地区の住民を飢えさせている

【ジュネーブ:本紙】

身体的および精神的健康の権利に関する国連特別報告者のトラレン・モフォケン氏は、「イスラエルはガザ地区の住民を飢えさせ、彼らの権利を剥奪することに組織的に取り組んでいる」と述べた。

これは同氏が月曜日にスイスのジュネーブで、ガザ地区のパレスチナ人の健康状況に関して開催した記者会見のなかで言及されたものである。

同氏は、「ガザでは疑いようもなく大量虐殺が発生している」と付け加え、「イスラエルはガザ地区の住民を飢えさせ、彼らの権利を剥奪することに組織的に取り組んでいる」と警告した。

さらに「インフラの破壊により、地区で医療避難が必要な人々の数に関するデータを収集することは困難である」と述べた。

同氏によると、多くの医療施設が「完全な機能不全」に陥っているため、ガザでの医療避難率は47%と「極めて低い」という。

医療避難は必要とされているものに対する「単に支援の一形態に過ぎず、恒久的な解決策ではない」と述べた。

同氏は、人道支援機関と国連機関は10月7日以前から避難に関する困難に直面していたと付け加えた。

ガザでは6か月前にイスラエルとの戦争が始まって以来、520人の医療従事者が負傷し、350人が死亡している。

(後略)


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:鶴田さくら
記事ID:57752