フィダン外相、イスラエル閣僚をコテンパンに批判―リヤド会議

2024年04月30日付 Milliyet 紙

ハカン=フィダン外相は「トルコは、パレスチナの兄弟たちと共にあり、ガザの大量虐殺の犯人訴追のために全力を尽くし続けるだろう。」と述べ、「イスラエルの閣僚たちの化けの皮はもはや完全に剝がれた。」と声明で言及した。同時にパレスチナのためにリヤドにいるフィダン大臣は次々に会合を行なった。

フィダン外相は、SNSを通じて発表を行い、「トルコはパレスチナの兄弟たちと共にあり、ガザでの大量殺戮の犯人訴追のために全力を尽くし続けるだろう。我々の国の主導者を政治的な材料にする無礼を働くイスラエル閣僚の化けの皮はもはや完全に剝がれた。国際法と全人類の価値を足蹴にし続けるイスラエル当局は、世界世論の良識からすでに非難されている状況である。虐殺の実行犯が法の下で裁かれるのを待ち望んでいる。」と声明を発表した。

◾️リヤド会議

ハカン=フィダン外相は、正式な会合に参加するために向かったサウジアラビアの首都リヤドでアメリカ合衆国のアントニー=ブリンケン国務長官と面会した。外交筋による情報は、両国がガザの最新の状況と交渉及びウクライナ・ロシア戦争を話し合ったと伝えた。会談ではフィダン外相が、ブリンケン氏にガザでの大量殺戮を可能な限り早急に終わらせるべきであり、恒久的な停戦と人道支援がガザに行き渡るようイスラエルに圧力をかけるべき、と強調した。

◾️サウジアラビアで「パレスチナ」を議題とした会合に参加

ハカン=フィダン外相は、サウジアラビアでイスラム協同機構の折衝グループと一部の西側諸国の参加して実施されたパレスチナ会合に参加した。

◾️次々に会談

ハカン=フィダン外相は、リヤドでカタールの首相兼外相であるシャイフ=ムハンマド・ビン・アブドッラフマーン=アル-サーニー氏と会談した。

また、フィダン外相は、リヤドでサウジアラビアの外相であるファイサル・ビン・ファルハーン氏と会談した。


この記事の原文はこちら

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:安孫子織絵
記事ID:57797