レバノン:ナスルッラー氏が在シリア・イラン領事館への攻撃についてコメント(1)

2024年04月08日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ナスルッラー氏「イラン領事館への攻撃の目的は軍事顧問らのシリア国外への追放である」

【ベイルート: 本紙】

ヒズブッラーのハサン・ナスルッラー書記長は月曜、イラン革命防衛隊のシリア、レバノン駐在の駐留は、1982年のイスラエルによるレバノン侵攻後にまで遡ると話した。そしてこの侵攻によりエマーム・ホメイニー師は責任を感じ、侵攻に対峙するレバノン、シリア国民を支援するために両国への軍の派遣を決定したという。

サイード・シュハダー複合施設で行われたモハンマド・レザー・ザヘディー氏追悼式典において、ナスルッラー氏は「イランの部隊がシリアのザバダーニーにやってきたが、情勢を鑑みたうえで、市民の抵抗運動を活発化し、経験や助言、訓練、兵站支援をそこから移転させるために、同部隊の将校および幹部からなるグループの残留が決定した」と述べた。また同氏は次のように明かした。「防衛隊の将校・幹部らがレバノンのジャンター地区に派遣され、最初の訓練キャンプが実施された。さらに2011年には、シリアの情勢悪化を受けて、シリアに対して起こっていることが地域内の抵抗運動に影響していると考えたイラン人軍事顧問らや地域内の抵抗諸派閥の部隊もやってきた」。

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翻訳者:酒井梢太
記事ID:57800