クウェート首長:反乱の扇動者たちは国籍問題を通じて国家を分裂させようとしている
2025年03月23日付 Al-Nahar 紙
■クウェート首長:反乱の扇動者たちは国籍問題を通じて結束を裂こうとしている
憲法のいくつかの条項の停止は、民主国家のからだを蝕み破壊した慢性疾患を治療するためだった
【本紙】
クウェートのミシュアル・アフマド・ジャービル・サバーハ首長は日曜日の午後、国際原則の遵守と流血の停止を呼びかけ、「危険が我々を取り囲んでいる」ところ、時間を無駄にできないと加えた。
クウェート首長は、国家の安全保障を侵害し、国民の利益を傷つけようとするあらゆる者に立ち向かうと強調した。また、実施された改革を国民が大歓迎していると指摘しつつ、「汚点の無いクウェートを本来の国民のもとへ届ける」ための努力を表明した。
また政府に対し、保健と教育部門をはじめとした、国家プロジェクトの迅速な実行を指示し、国家の統一に関連するすべてのことのバランスと調和に気を配るよう付け加えた。
さらにクウェート首長は、憲法のいくつかの条項の停止は、民主国家のからだを蝕み破壊した慢性疾患を治療するためだったと述べた。
また国籍問題に関しては、その処置は法律に基づくものであり、競売にかけるようなものでなないとし、「反乱の扇動者たちは国籍問題を通じて結束を裂こうとしている」ことを確認した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:鈴木美織
記事ID:59880