パレスチナ:学校への爆撃により死者・負傷者多数

2025年04月04日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️イスラエルが暴走:ガザ全域で虐殺
【ガザ:本紙/諸通信社】

パレスチナの民間防衛隊員たちは、地元のボランティアとともに、ガザ市東部シェジャイヤ地区のトゥルクマーン地域で、家屋の瓦礫の下から次々と遺体を回収するために懸命に作業を続けている。彼らは原始的な手段で迅速に作業し、救出可能な人々を助けようとしている。

回収された遺体のほとんどは瓦礫の下で圧死または窒息死した子どもたちだ。彼らは素早く遺体を調べ、その後それらを白い袋に入れ、その場にいる誰かが遺体を認識できた場合、その上に名前を書く。そして、他の遺体の回収を続ける。

これは昨日、パレスチナ民間防衛隊が配布したビデオの内容だ。

パレスチナ人のアカウントで配信された別のビデオでは、ガザ市東部のダール・アルカム学校という他の場所が映されており、その映像もすべてを物語っている。パレスチナ人たちは焼け焦げた遺体を取り出しており、その多くもまた子どもたちであった。悲鳴や助けを求める声が聞こえ、その一部はイスラエルの爆弾によって焼かれている人々のものだと言われている。

昨日木曜日にイスラエルが犯した虐殺により、本稿執筆時点で112人以上のパレスチナ人が殉教した。その中でも、ガザ市東部のタファ地区にあるダール・アルカム学校での虐殺が最も注目されている。占領軍は学校への爆撃を認めており、その結果、少なくとも18人の子どもたち、女性1人、高齢者1人を含む31人のパレスチナ人が殉教し、100人以上が負傷した。

(後略)


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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59916