エジプト大統領とフランス大統領はエジプト・イスラエル国境を訪問
2025年04月08日付 その他 - Ammanjo.co 紙
■スィースィー大統領とマクロン大統領はアリーシを訪問... 政権支持政党は一行を迎えるために数千人を動員
【本紙】
アブドルファッターフ・スィースィー・エジプト大統領とエマニュエル・マクロン・フランス大統領は北シナイ県のアリーシに到着した。
両大統領はアリーシ総合病院へ赴き、ガザから運ばれてきたパレスチナ人の負傷者および病人と面会した。
また訪問スケジュールには、占領軍の検問所の封鎖により支援物資が滞積しているシナイ北部のエジプトの赤新月社の倉庫の視察とラファ検問所の訪問が含まれている。
エマニュエル・マクロン・フランス大統領が検問所に訪れたのにあわせて、エジプト当局は国民数千人をアリーシ国際空港やラファ検問所に集め、パレスチナ人の強制移住の計画に対する国民の拒否を表明した。
国民はエジプトとパレスチナの国旗や、スィースィー大統領への完全な支持を表明するプラカードを掲げた。プラカードの中には「我々全員は大統領についていく」や「祖国の国境を防衛する、私たちの政治リーダーを支持する」といったメッセージが書かれており、一方で「マクロン大統領、ようこそ平和なシナイ半島へ」と書かれた、フランス大統領を歓迎するプラカードもあった。
国民は同様にパレスチナ人のシナイへの強制移住の計画を拒否する内容のスローガンを掲げ、「シナイはガザの代わりではない」と主張した。またイスラエルの侵攻に対する批判を叫び、包囲下にあるガザの住民に対する犯罪行為をやめるよう要求した。
これに先立ち、エジプト議会の議員や、議会で大多数を占める国民未来党を筆頭とした政権支持政党の幹部、そして実業家のイブラーヒーム・アルジャーニー氏が創設したアラブ部族連合は、昨日月曜日午後に、国民を複数の県からシナイへ運搬する任に当たった。
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翻訳者:清久功介
記事ID:59932