イスラエル:予備役兵士、シャバク長官解任に抗議

2025年04月09日付 al-Quds al-Arabi 紙

◾️政府決定に反発…イスラエル軍、命令違反行為の阻止を試みる
【エルサレム:アナトリア通信】

イスラエル公共放送局は火曜日、イスラエル軍の指導部が、パイロットを含む数百人の兵士がイスラエル総保安庁(シャバク)長官ロネン・バル氏の解任を含む政府の決定に抗議して兵役拒否を行うことを防ぐため、内部協議を主導していると報じた。

同局は、「イスラエル空軍のトメル・バー司令官は、パイロットらの兵役拒否書簡を阻止するため、ここ数日間、空軍の指導部と協議を行った」と述べた。

バー司令官は月曜日にも、この問題を議論するため元空軍指導者らと会談し、同じ情報源によれば、エヤル・ザミール参謀総長も会議の一部に参加した。

ヘブライ語新聞『イェディオト・アハロノト』によると、ここ数日間、パイロットを含む空軍の予備役兵士や将校らが、航空隊の予備役勤務に出頭しないよう呼びかける書簡を準備した。

民間放送のチャンネル12は次のように報じた:「イスラエル軍は、政府がシャバク長官ロネン・バル氏と政府の法務顧問ガリ・バハラヴ・ミアラ氏の解任を進めるなら、サービスを停止すると警告している空軍予備役数百人の動員を阻止しようとしている。これは憲法のバランスを侵害することへの懸念からである。」

さらに同チャンネルは、「この問題に関する警告文にはすでに数百人が署名しており、全員が空軍のさまざまな部門に所属する予備役兵士である。」と付け加えた。

また、抗議文書は昨日月曜日に公表される予定だったと指摘した。それは、最高裁判所が政府のシャバク長官解任決定に対して野党が提出した請願を審理する予定の前日だった。

(後略)


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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59935