イスラエル:数百人の兵士が戦争終結を求める抗議署名に参加

2025年04月11日付 al-Mudun 紙

■数百人の兵士が戦争終結を求める抗議署名に参加

【本紙】

イスラエルメディアは、8200諜報部隊の予備役数百人と教育局の職員約2,000人が、ガザ戦争の終結を求める抗議署名運動に参加したと報じた。

イスラエルの「チャンネル12」は、高等教育機関の学者らの声明として、「合意が人質の帰還の唯一の解決策であると述べ、軍の圧力はほとんどの場合彼らの死に繋がっている」と報じた。

また彼らは、現在の戦争は安全保障上の利益ではなく、政治的、個人的な利益のために行われていると指摘した。

一方でイスラエルの「チャンネル13」は、8200諜報部隊の隊員らが請願書のなかで、「戦争の継続が兵士や人質の殺害を引き起こしている」と警告したうえで、予備役のなかに兵役を拒否する人員が増加していることへの懸念を表明したと伝えた。

イスラエル軍公式ラジオは、イスラエル軍予備役の軍医100人について、彼らがガザ戦争の停止を求める請願書に署名したと述べた。

昨日木曜日には、イスラエルのエヤル・ザミール参謀長が、上級司令官らと約1,000人の予備兵を兵役から外す決定を承認した。これは彼らが書簡に署名したことを受けてのものだった。

さらに空軍の現職および退役の予備兵970人がメッセージを発表し、1年半以上続く戦争の終結という代償を払うことになるとしても、ガザのイスラエル人戦争捕虜全員を帰還させるよう訴えた。

(後略)


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翻訳者:鈴木美織
記事ID:59952