ガザ:イスラエルの攻撃で増え続ける犠牲者
2025年04月14日付 al-Quds al-Arabi 紙
◾️ガザ保健省:2023年10月7日以降、5万983人が殉教
【ガザ:諸通信社】
ガザ地区保健省は月曜日、2023年10月7日以降のイスラエルの侵略による殉教者数が5万983人、負傷者数が11万6,274人に上ったと発表した。
これは、ガザ地区でイスラエルがパレスチナ人に対して犯している大量虐殺による殉教者と負傷者の数に関する、日次統計報告の中で明らかにされた。
同省によると、「過去24時間でガザ地区の病院には39人の殉教者が搬送され、そのうち38人は新たに死亡が確認され、1人は収容された遺体だった。加えて118人の負傷者も搬送された」という。
また、「2025年3月18日以降の死傷者数は、殉教者が1,613人、負傷者が4,233人に達した」と報告した。
同省はさらに、「2023年10月7日以降、イスラエルの侵略による死傷者数は、殉教者が5万983人、負傷者が11万6,274人に上った」と発表した。
また、「瓦礫の下や路上にはまだ多くの犠牲者がおり、救急隊や民間防衛隊は彼らに到達できていない」と指摘した。
3月18日以来、イスラエルはガザ地区での大量虐殺を激化させており、広範囲に及ぶ猛烈な空爆を実施している。そのほとんどは、避難民の住居やテントといった民間人を標的としたものである。
3月初旬、ハマースとイスラエル間の停戦および捕虜交換に関する合意の第一段階が終了した。 2025年1月19日に発効したこの合意は、エジプトとカタールが仲介し、アメリカの支援を受けて実現した。
ハマースは第一段階の条項を堅持した一方、国際刑事裁判所から指名手配されているイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、与党連合内の過激派勢力に配慮し、第二段階の開始を拒否したとヘブライ語メディアが報じている。
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翻訳者:新階 望乃
記事ID:59965