2024年に一番増えた犯罪は、詐欺
2025年04月20日付 Cumhuriyet 紙
データによれば、2024年に最も増大した犯罪は、41%で詐欺となった。麻薬の使用、偽造、故意の暴行、殺人が上位5つに入る犯罪だ。以下は「公正発展党(AKP)政権のトルコにおける最新の犯罪データ」だ・・・
トルコにおいてAKPが政権に就いて以来毎年、深刻化する経済危機、そして激しい分断は、
我が国における犯罪率をも驚くべき割合で上昇させることになった。
司法省が、犯罪裁判所で開示された書類の詳細についてのデータは、トルコにおいて最も増大している犯罪のタイプを明らかにした。各データは、トルコにおける現代の政治情勢を鏡のように映し出した。
■詐欺がトップ
ビルギュン紙のムスタファ・ビルディルジン氏が伝えたニュースによれば、
司法裁判所が明らかにした10の犯罪種類の2023-2024年における変化を調べた。
司法省の報告によれば、2023年に比べて最も増大した犯罪種類がリストアップされた。
2024年に、2023年に比べて最も増大した犯罪タイプは詐欺であることが明らかにされた。
詐欺は、41%の割合で最も増加した犯罪種類として記録された。これを33%の増加率で、
「使用目的で、麻薬、もしくは覚醒物質を購入すること、認可すること、保管すること」
そして21%の増大によって「麻薬もしくは覚醒物質を製造、流通させる」が続いた。
その他の犯罪タイプの中には、「故意の暴行罪」、「故意の殺人」が加わった。
詐欺そして性的暴行も最も増大した犯罪タイプの中に記録された。
■何百何千もの書類
犯罪裁判所で最も増大した犯罪種類に対して2024年に開示された書類の数も、司法省によて以下のように記録された。
「故意の暴行:40万4285件
麻薬の使用:19万4272件
詐欺:16万9190件
麻薬の商業利用:3万70045件
故意の殺人:1万1909件
性的暴行:7422件
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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:59989