ガザ:イスラエル軍による虐殺の死者が計51,305人に
2025年04月23日付 al-Quds al-Arabi 紙
ガザ保健省:イスラエルによる虐殺の死者数は合計51,305人に上る
【ガザ:本紙】
ガザ地区の保健省は水曜日、2023年7日以来イスラエルがパレスチナ人に対して犯している虐殺により、死者数が計51,305人に、負傷者は計117,096人に上ると公表した。
同省は、「イスラエル軍のガザ地区侵攻による死傷者数日時統計報告書」において、「直近24時間で、死者39人(そのうち1人は遺体回収例)、負傷者105人がガザ地区の複数の病院に搬送された」と述べた。
さらにこれにより、「3月18日以降の死傷者は、死者が計1,928人、負傷者が5,055人に上る」と言及した。
さらに同省は、2023年10月7日以降のイスラエル軍の侵攻による死者数は計51,305人に、負傷者は計117,096人に上ると発表した。
同省は、「多くの犠牲者がいまだに瓦礫の下敷きであったり、路上に放置されたままであったりして、救助チームや民間防衛隊が彼らにたどり着けない状況が続いている」と指摘した。
イスラエル軍は3月18日以来、広範囲にわたる空爆を開始することによりジェノサイド犯罪を激化させており、その大半が、難民が寝泊まりする民家やキャンプを標的としたものである。
2023年10月7日以来、イスラエルは米国の全面的な支援を受けながら、ガザ地区でパレスチナ人に対してジェノサイドを行っている。
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翻訳者:今村俊太
記事ID:60006