■パレスチナ大統領は金曜日のダマスカス訪問に先立ってアンマンへ向かう

【ラマッラー：本紙】

パレスチナ解放機構の高官は、マフムード・アッバース大統領が木曜日の夜にラマッラーからヨルダンの首都であるアンマンへと出発し、明日金曜日からシリアの首都ダマスカスの訪問を開始する予定であると述べた。

同機構執行委員会のメンバーであるアフマド・マジュダラーニー氏は『アナトリア』通信に対し、アッバース大統領は木曜日の夜にアンマンに到着し、金曜日にそこからダマスカスへと向かう予定だと述べた。

「i24」を含むヘブライ語メディアによる「アッバース大統領がラーマッラーからシリアに行く途中でヨルダンを訪れることをイスラエルが妨害している」旨の報道に関して、マジュダラーニー氏は「アッバース大統領は今夜ラーマッラーからアンマンへと向かうだろう」と述べるに留めた。

同機構執行委員会の書記官であるフサイン・シャイフ氏は木曜、プラットフォーム「X」上に「アッバース大統領は今夜、しヨルダンの首都アンマンに向けて祖国の地を発ち、さらに明日シリアの首都ダマスカスへ向かう」と投稿した。

アッバース大統領は明日、シリアのアフマド・シャルア大統領が就任して以来、初めてダマスカスを訪問する。

駐ダマスカス・パレスチナ大使であるサミール・リファーイー氏は木曜、『アナトリア』通信の取材に対し、「アッバース大統領は明日金曜日にシリアに到着し、同国のアフマド・シャルア大統領と公式に面会する予定である」と述べた。

（後略）