英米空爆、サナア南部のフースィー派施設を標的に

2025年04月30日付 Al-Ahram 紙
■サナア南部のフースィー派施設を標的に、英米が空爆

【中東通信社】

英国防省は水曜日、王立空軍が、米軍と共同で行った空爆作戦に参加し、イエメンのフースィー派軍事施設を攻撃したと発表した。これは紅海での国際航行に対するフースィー派の度重なる攻撃への対処の一環として行われたものである。

英国防省は同国政府発表の声明で、「この空爆は精密な情報分析を経て実施された。分析の結果、イエメンの首都サナアの南方約15マイルに位置する建物群が、紅海やアデン湾の船舶攻撃において使用された種類のドローンを製造するためのものであると特定した」と述べた。

また声明で、「英の複数の戦闘機が、空中給油機『ボイジャー』の支援を受け、誘導爆弾を用いてこれらの建物を爆撃した。民間人や非軍事インフラへのリスクを最小限に抑えるため、綿密な計画のもと実施された」と述べた。

英国防省は、この空爆は、民間人が現場にいる可能性を減らすための追加的な予防措置として夜間に実施されたと述べ、参加した航空機はすべて無事に基地に帰還したと指摘した。


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翻訳者:岡安紅葉
記事ID:60039