■エジプト宇宙庁が中国との宇宙科学協力シンポジウムを開催
【エジプト:アフマド・アブドゥルファッターフ】
エジプト宇宙庁は今日、中国科学院および中国科学技術大学の上級エンジニアや研究者の一団を迎え、中国とのシンポジウムを開催した。エジプト側からはエジプト宇宙庁の宇宙科学技術部門のエンジニア・専門家が出席した。
これは、宇宙科学技術分野での国際協力を強化する枠組みに位置するものである。
シンポジウムは、エジプト宇宙庁長官のシャリーフ・スィドキー博士による開会の言葉で始められた。その中で博士は、ルー・ガオビン教授やソン・カイシャン教授をはじめとする来賓や、長春光学精密機械物理研究所の代表者たちの一団を歓迎した。また博士は、エジプトと中国の間の科学的交流の架け橋を確固にする、この交流の重要さを強調した。
宇宙科学技術の移転と国産化
シンポジウムでは、エジプトでの地上観測活動や地球放射の測定技術、エジプト宇宙庁の宇宙レーダーシステムの発展、加えて、リモートセンシングおよび気象現象の分野での中国の先端的な研究など、いくつかの先進的な研究テーマを扱った。イベントの締めくくりでは、両国間で盾と記念品が交換され、宇宙分野での強固な科学的交流関係と、連携の継続を象徴的に確認した。
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翻訳者:川村賛志郎
記事ID:60077