■ハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド殿下の立ち会いのもと、アブダビがヤース島にディズニーのテーマパークとリゾートを建設する計画を発表(動画あり)

【アブダビ：本紙】

アブダビ皇太子兼アブダビ首長国執行評議会議長であるハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、「ミーラール」社と米「ウォルト・ディズニー」社の間での戦略的パートナーシップ協定に基づいて、アブダビのヤース島にディズニーのテーマパークとリゾートを開発する計画の発表に出席した。

ハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン殿下は、アブダビ首長国におけるこのエンターテインメント計画の設立は、レジャー観光の分野における世界有数の拠点としてのUAEやアブダビ首長国の重要性と地位を反映していると確認し、また、文化・創造産業の国家的戦略目標に沿って、創造的・文化的経済分野が、経済の多様化を促進し、国内総生産を支える主要な柱となっていると指摘した。

同計画の発表では、アブダビ文化・観光局長兼ミーラール社取締役会会長のムハンマド・ハリーファ・ムバーラク氏、アブダビ自治体・交通局局長のムハンマド・アリー・シュラファー氏、アブダビ首長国執行評議会事務局長兼アブダビ皇太子宮殿皇太子府長官のサイフ・サイード・ガバーシュ氏と、ミーラール・グループ最高経営責任者のムハンマド・アブドゥッラー・ザアービー氏が殿下に同行した。

ミーラール社は、ヤース島の沿岸部に、新たなディズニーのテーマパークとリゾートを開発するために、ウォルト・ディズニー社との協定を締結した。ヤース島は、世界有数のエンターテインメントの拠点の1つであり、中東、アフリカ、インド、アジア、ヨーロッパにある主要な観光市場を結ぶ戦略的な地点にある。この計画は、カリフォルニア、フロリダ、東京、パリ、香港、上海のディズニー・リゾートに続く、ディズニーにとって世界7番目のエンターテインメント拠点となる。

当計画の発表の際、ミーラール社取締役会会長のムハンマド・ハリーファ・ムバーラク氏は、この成果への誇りを表明し、次のように述べた。「アブダビは、前途多望な未来に向けて揺るぎない基礎を築くために、豊かな過去を守るという確固たる決意に着想を得ることで、真の遺産と未来への野心的なビジョンを結びつける類まれなモデルを体現している。アブダビとディズニーのこの協力は、賢明なリーダーシップと卓越性・創造性の精神が合わさった成果であり、この地域と世界中の未来の世代にインスピレーションを与え、家族の記憶を忘れられない瞬間や体験で満ちさせるような、想像と体験の新しい世界を創造するためのものである。並外れた観光地の開発によって、アブダビは家族旅行や文化観光における第一の目的地として、世界の観光地図上での存在感を高め続けることができるだろう」。

(後略)