アラーグチー外相「ネタニヤフは恥知らずにもトランプに何をすべきか、何をすべきでないかを指示しようとしている|合意は実現可能」
2025年05月05日付 Hamshahri 紙
アラーグチー外相は、「もし最終的な目標が、トランプ大統領が改めて言った通り、つまり、『彼らが保有できない唯一のものは核兵器だ』ということであるなら、合意は達成可能である。だが、その実現のための道は一つしか存在しない。相互利益と尊重に基づいた外交である」と強く主張した。
【ハムシャフリー電子版】外相はSNSの「X(エックス)」に次のように投稿した。「殺戮兵器を供与してネタニヤフによるガザでのジェノサイドを支援し、イエメンでネタニヤフの代理として好戦的姿勢を取っても、アメリカ国民にとっては何の成果ともならない。ネタニヤフは恥知らずにも、対イラン外交において何ができ、何ができないかをトランプ大統領に指示しようとしている。国際社会は、我々の地域でのさらなる悲劇にアメリカを巻き込むべく、ネタニヤフがいかにしてアメリカ政府に直接的に干渉しているかをすでに理解しているのだ」。
同氏は加えた。「ネタニヤフは、敗北を喫したバイデンの陣営から、アメリカの納税者が納めた230億ドルもの税金を騙し取ったのだ。だがこの総額は、彼らがイランに対して行おうとしているすべての誤った行動にかけられる費用の数字には及ばないものだ」
アラーグチー外相は強調して述べた。「もし最終的な目標が、トランプ大統領が改めて言った通り、つまり、『彼らが保有できない唯一のものは核兵器だ』ということであるなら、合意は達成可能である。しかしその実現のために存在するただ一つの道は、相互にとっての利益と相互の尊重に基づく外交である」
同氏は、「外交を恐れる米国内の『ネタニヤフ・ファースト』の少数派が今や本当の計画を明らかにした。国際社会は、彼らの真の優先事項が何であるかに注意しなければならない」と明言した。
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翻訳者:NM
記事ID:60112