クルバンバイラム向け犠牲獣のイスタンブル搬入、22日から
2025年05月19日付 Cumhuriyet 紙
イスタンブル広域市(İBB)は、今年ヨーロッパ、そしてアナトリアの沿岸の合計4つの施設で犠牲獣の販売と屠殺のサービスを行う。イスタンブル広域市の施設からサービスを受けたい人は屠殺のために、「クルバンモビール」のアプリを通じて申し込みをして、操作を行うことができる。
イスタンブル広域市は、犠牲祭で市民の健康、衛生、そして近代的な条件でサービスを提供する目的でヨーロッパとアナトリア側の沿岸で合計4つの施設で犠牲獣の販売、屠殺のサービスをおこなう。
今年、アリベイキョイ-エユップスルタン、フェルハトパシャーアタシェヒル、クルナキョイ-ペンディクとパシャキョイ-サンジャクテぺをはじめとして4つの地点でサービスを提供する工場では、屠殺は獣医の立ち合いのもとで行われ、宗教上の規律に適した形で、衛生面にも配慮した条件下で行われる。
■4つの犠牲獣の販売と屠殺場が準備されている
合計5100匹の畜牛と1600の子牛の犠牲獣のキャパシティを有している現代的な施設で屠殺の作業が素早く、そして秩序だった形で行われるために最新のテクノロジーが用いられる。
肉をパッケージングするために1200の衛生上の処理がなされた犠牲獣パックが用意された。全ての解体作業者は、年間の研修を修了している。各施設には、市民が使用するために提供された礼拝所、シンク、トイレ、休憩施設そして移動式ビュッフェのおかげで快適さもしっかりと確保がされている。もしも怪我を負った時の場合に備えて、技術メンバーも準備をしている。
■クルバン用携帯アプリから簡単にアクセス
イスタンブル広域市に属するこの組織で犠牲獣を屠りたいと思うものは、面倒な思いをしないで済むように予約システムを通じて操作を行うことができる。さらにまた、クルバン(犠牲獣)モバイルのアプリから簡単に見つけることができ、また犠牲獣の耳標の情報は農林省のデータで参照することができる。 IOS とアンドロイドのマーケットから無料でダウンロードできるアプリを通じてイスタンブル広域市の施設に関しての情報にアクセスできる。
最初の犠牲獣がイスタンブルにやってくるのは2025 年5月22日からである。
市民たちは、安全で整備されたサービスのために、イスタンブル広域市の現代的な施設を選ぶことだろう。
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翻訳者:堀谷加佳留
記事ID:60164