レバノン:ビサート経済通商大臣が自国製品購入の重要性を指摘

2025年05月16日付 al-Mudun 紙

■ビサート氏:レバノン製品を買うことは国内生産を支えるための効果的なステップ

【本紙】

アーミル・ビサート経済通商大臣は、「現在の経済規模はレバノンの実際の能力を反映していない。それを倍増させることは、意志と真摯な取り組みが十分であれば実現可能な目標だ」と確認した。そして、「現在の段階は、改革と革新のための実質的な機会を与えてくれている。レバノンを本来の経済的地位に復帰させるために、この機会を生かさなければならない」との見解を述べた。

ビサート氏は「フォーラム・ド・ベイルート」内のプログラムである「メイド・イン・レバノン展」の開幕式で「レバノンはあらゆる困難を経験し、今なお困難に立ち向かっているにもかかわらず、正しい道に立ち返り、経済活動の回復の途上にある。この国は民間部門の忍耐力のおかげでいまだに生産、イノベーション、成長の実現を可能にしている。この国は民間部門への有効な支えとしての自らの役割を復活させようと取り組んでいる」と指摘した。

加えてビサート氏は、「政府が今日取り組んでいる改革に関する議題は、このような重要な役割を復活させるにあたっての基本的な鍵となる」と述べた。「レバノン製品を買うというそれぞれの決断が、国家の経済に対する信任投票なのであり、国内生産を支えるための効果的なステップとなる」と指摘しつつ、国民に対しては、展示会を訪れ出展者たちが紹介する成功と卓越性の物語についての知見を得るように呼びかけた。

(後略)


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翻訳者:今村俊太
記事ID:60171