■ディズニー社、UAEに新たなテーマパークを開設へ：収益急増を受けて

【アブダビ：諸通信社】

「ウォルト・ディズニー」社は水曜日、アラブ首長国連邦（UAE）において新たなテーマパークの開設を計画していると発表した。これは、同社の四半期収益が大幅に増加したことを受けたものである。

ディズニー社が発表した声明によれば、このリゾート施設はアブダビのヤース島に建設され、UAEの「ミーラール」社との提携により運営される予定で、ホテル、レストラン、商業施設なども併設される見通しである。

『AFP』通信が伝えたところによると、同社は、今回のプロジェクトにより、「中東、アフリカ、インド、アジア、ヨーロッパ、その他の地域」からの観光客の誘致を目指していると述べた。

ウォルト・ディズニー社は第2四半期において好調な利益と収益を記録した。特に米国内のテーマパーク事業部門が堅調な業績を示したほか、同社のストリーミング・サービスには100万人以上の新規加入者が加わった。

同社の、年初から3月30日までの3か月間にあたる四半期における純利益は32億8,000万米ドルに達し、1株あたりでは1.81米ドルとなった。

一方AP通信が伝えたところによると、カリフォルニア州バーバンクに本社を構える同社は、前年同期には2,000万米ドル（1株当たり1セント）の損失を計上していた。

（後略）