ジョー・バイデンアメリカ前大統領が、悪性の前立腺癌に罹患した。

【ハムシャフリー電子版】ニューヨークタイムズの報道によると、ジョー・バイデン氏は金曜日に前立腺癌と診断され、同氏の広報担当者が日曜日にこれを認めた。

　医師がバイデン氏の前立腺に小さなしこりを発見し、精密検査の必要があるとしたのちこの診断がついた。

　バイデン氏の広報担当者は声明の中で次のように発表した。「癌としてはより悪性度の高いものではあるが、ホルモン感受性が高く、効果的な治療を行うことが可能と思われる。大統領とその家族は、医師とともに治療法の選択肢を検討している」

　ジョー・バイデン氏とドナルド・トランプ氏の討論会が行われた後、同氏は選挙戦から撤退し、同氏の党は敗北を喫した。バイデン氏の大統領在任中、アメリカの複数メディアが大統領の肉体的、年齢的な状況に関して何度も懸念を表明していた。