ケルマーンシャーの社会・政治活動家たちとの会合にて提起:もし交渉が成立しなかったら?ペゼシュキヤーン大統領の交渉に関する重要な発言|我々の側の武器が奪われるような交渉はしない|約束を実行したい(2)

2025年05月15日付 Hamshahri 紙

―(1)の続き―

◆交渉が成立せずとも、我々が死ぬことはないだろう

 大統領は、我々は高みを目指すことを決意せねばならないと述べた上で、次のように発言した。「いかなる障害も我々の道を塞ぐことがないように、我々は高みを目指す信念を身につけなければならない。もし交渉が不成立に終わったとしても、我々が死ぬということはないだろう。我々は強さと威厳とをもって交渉に臨んでおり、屈辱的な形で屈することなどしない。私は交渉と平和を信じているが、しかし自分が望むもの全てを奪い、我々を屈服させることを目的として、我々を脅かし我々から武器を取り上げるような交渉には応じない。我が国の原則、名誉や価値観及び国益を放棄することはしない。もし我々が共にあれば、相手側が平和を求めていないとしても、道を見つけることはできる。しかし、もし既存の方法を続けてしまうと問題は解決されないだろう」


◆約束を実行したい

 同氏は付け加えた。「国の問題解決のための道は存在する。我々は自信を持つべきである。我々には問題解決のための十分な人的資源と天然資源がある。社会・政治活動家の皆様は、社会に希望と信頼をもたらしていただきたい。我々の解決策は団結と連帯なのだ。神は復活の日に私たちの弱さを受け入れないだろう。高みに至るためには誠実に全力を尽くさなければならない。神も我々を助けてくださるだろう」

 大統領は指摘した。「我々は貢献のため互いに競い合うべきである。不首尾に終わった人物がいたらその人物から離れ、ことを成しえる人から学ぶべきである。スローガンを掲げても進歩はできない。もちろん、一部の問題の解決には時間がかかる。1、2ヶ月で変化が起こるというような期待はするべきではない。数日前に議会で一人がこのように言った。『電気の問題は容易に解決することができる』私は彼に言った。『不均衡を解消するための全ての権限を与える』誰でも助けることができるし、我々も彼の助けを借りよう。しかし、スローガンは掲げてはならない。私もまたスローガンを掲げるのではなく、約束を実行したい。我々は皆様に協力、お力添えや協調、団結と連帯をお願いする。もし我々が共にあれば道は見つかるだろう」


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翻訳者:NM
記事ID:60261