銀行死蔵口座の残高は、トルコ預金保険機構(TMSF)へ引き渡される。申請を行なっていない顧客は、TMSFの公式インターネットサイトから名前が記載されているリストへアクセスできる。口座の預金を忘れている人々のための最終日は明日だ。

10年間操作が行われていない銀行口座の預金残高は、法律に従いTMSFに引き渡されることになる。銀行は、リストに名前がある人が最終申請日までに銀行支店へ来るのを期待している。

◾️最終日は明日！

TMSFの公式インターネットサイトで公開されているリストによると、自身の名前を確認できる人は銀行支店に身分証明書を使って申請すると、忘れていた預金残高を受け取ることができる。警告のメッセージを発した銀行は、顧客が遅くとも明日17時までに手続きを完了させる必要があると注意を促している。

◾️合計金額は移行されることになる

リストに名前が記載されている人は、姓名情報を用いて問い合わせを行った後、死蔵口座の総額を知ることができる。期限までに申請を行わなかった場合、この合計金額は自動的にTMSFへ振り込まれる。

◾️数百万リラが移行する

法改正により、10年間操作が行われていない口座は時効の対象となる。この期間が終了したのち、口座内のすべての預金残高、参加金融、信託、債権はTMSFに引き継がれる。記録によると、昨年この方法で移管された総額は5億700万リラであったという。