トルコからシリアにどれだけ帰国したのか

2025年06月13日付 Cumhuriyet 紙
最新の情報によると、シリアでHTŞ(シャーム解放機構)勢力が首都ダマスカスを掌握して以降、自らの志願でシリアへ戻った人が27万3千人を超えたと述べられた。

シリアでは、2024年12月8日にジハード主義のHTŞ勢力が首都ダマスカスを掌握した。
トルコにいるシリア人の、祖国への帰国の実現が巷で話題になった。

■27万3千人を超えた

進展を受けて、ジェヴデト・ユルマズ副大統領が声明を出した。
ユルマズ副大統領は、2024年12月8日から今日までに、自ら志願してシリアに戻った人が27万3千人を超えたと説明した。

■トルコには何人のシリア人がいる?

内務省移民管理局の情報によると、トルコで一時保護対象として登録されているシリア人の数は、2025年5月22日の段階で272万3千421人だったと明らかになっていた。
しかし、完全なデータは知られていない。トルコで生活するシリア人の数は700万人近いと言われていたが、公式統計はこの数字を否定した。
アリ・イェルリカヤ内相も、5月29日の声明で2024年12月9日以降帰国した人は25万64人だったと説明していた。

■シャラアの目標は2年で1400万人

1月29日にシリア新政権のリーダーとして発表された、HTŞのリーダーのアフマド・シャラア(ジャウラーニー)暫定大統領は声明で、シリアへの帰国が促進されると主張し、「確実に、2年間で1400万人のシリア人が帰国するだろう。」と話した。


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翻訳者:今田杏佳
記事ID:60312