エルドアン大統領、独メルツ首相と電話会談「放射能漏れの危機」
2025年06月20日付 Milliyet 紙
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相との電話会談を実現させた。会談では、イスラエルによる攻撃が引き起こした暴力の渦の結果、周辺地域やヨーロッパにまで移民や放射能漏れの可能性という観点で被害が及びうると明かされた。
会談では、イスラエルとイラン間の衝突や2国の関係、地域の問題が取り上げられた。
■放射能漏れの可能性
エルドアン大統領は会談で、イランとの核紛争の解決方法が議論の域を超え、イスラエルのイランへの攻撃で始まった衝突の過程が地域安全保障への脅威を最高水準まで高めたと説明した。
大統領は、イスラエルの攻撃により誘発された暴力の渦の結果、周辺地域やヨーロッパにまで移民や放射能漏れの可能性という観点で被害が及びうると明らかにした。
またエルドアン大統領は、トルコが衝突を終わらせ、平穏をもたらすために熱意を示し、尽力していくと説明した。
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翻訳者:今田杏佳
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