◾️ベン・グヴィール氏は、ガザへの支援物資の搬入を「完全に」停止するよう扇動する
【エルサレム：アナトリア通信】

イスラエルの国家安全保障相イタマル・ベン・グヴィール氏は、木曜日、ガザへの支援物資の搬入を「完全に」停止するよう扇動した。

ベン・グヴィール氏は、「テレグラム」への投稿で次のように述べた。「現在ガザに入っている人道支援は、甚だしい恥辱だ。ガザに必要なのは、支援の一時的な停止ではなく、それを完全に停止することだ。」

イスラエルのニュースサイト『タイムズ・オブ・イスラエル』は木曜日、イスラエルが「ガザ地区北部への支援物資の輸送を一時的に停止した」と報じた。

ベン・グヴィール氏はさらに、「私は繰り返し警告してきたが、残念なことに、1か月半前に支援物資の搬入に反対票を投じたのは私だけだった。それがハマースに強い勢いを与えることは、私には明らかだった。」と付け加えた。

同氏は続けて、「一部の者が私を嘲笑した」と語り、さらに「今日、以前から知られていたことが明らかになっている。ハマースは、自らの存続に寄与する食糧や物資の量をコントロールしている」と主張した。

ベン・グヴィール氏はまた、「支援の停止は我々を迅速に勝利へ近づけるだろう。私はベンヤミン・ネタニヤフ首相に対し、次回の閣議でガザ地区への支援物資搬入の問題を再び投票にかけるよう求めるつもりだ」と主張したが、具体的な時期は明言しなかった。

同氏はさらに、「これは、首相官邸が軍に対して、ハマースによる人道支援物資の窃取を防ぐ方法に関する計画を、今後2日以内に提出するよう命じたと発表した直後のことだ」と付け加えた。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とイスラエル・カッツ国防相は、ハマースが人道支援物資を掌握していることを理由に、ガザ地区北部への人道支援物資の搬入を禁止することを決定した。

（後略）