ガザ:ガザ全土を対象とするイスラエルの散発的な爆撃により6人のパレスチナ人が死亡

2025年07月15日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ガザに対するイスラエルの散発的な爆撃により6人のパレスチナ人が死亡―(映像付き)

【ガザ:本紙】

火曜日明け方、21か月以上続くジェノサイドの一環としての、ガザ地区の様々な地域に対するイスラエルの爆撃により、6人のパレスチナ人が死亡し、その他多数が負傷した。

複数の医療関係筋によると、ガザ地区西部のシャティー難民キャンプにおいて、住宅を狙ったイスラエルの爆撃により5人のパレスチナ人が死亡し、その他多数が負傷した。

目撃者らによると、標的となった家屋にはナッサール一家が住んでおり、その爆撃は現場での住宅の崩壊と火災の発生をもたらした。また目撃者らは、崩壊した家屋の瓦礫の下に安否不明者が複数いると付け加えた。


この複数筋によると、ガザ地区北部では、シャイフ・ラドワーン地区のラバービーディー通りにある難民キャンプを標的としたイスラエルの爆撃により、パレスチナ人女性1人が死亡し、その他多数が負傷した。

また同複数筋によれば、ガザ市西部のリマール地区にある難民キャンプを標的としたイスラエルの爆撃により多くのパレスチナ人が負傷した。

さらにガザ地区北部のジャバーリヤー地区東部では、イスラエル占領軍が住宅や施設の爆撃、破壊作戦を継続しており、複数回にわたって大きな爆発が発生している。

2023年10月7日以降、イスラエルはガザ地区で殺害、飢餓政策、破壊、強制移住を含むジェノサイド戦争を展開しており、この戦争は、国際社会からのすべての呼びかけや、国際司法裁判所の停止命令を無視して行われている。

この米国の支援を受けたジェノサイドによって、これまで197,000人以上のパレスチナ人が死傷し、その大半は子供や女性である。また11,000人以上が行方不明となり、数十万人以上が避難を余儀なくされたほか、飢餓によって子供を含む多数が死亡した。


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翻訳者:木村真翔
記事ID:60471