アルジェリア:世界人口デーに合わせて、2025年人口統計データを公表
2025年07月15日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アルジェリア、結婚率と出生率が低下する中、人口5,000万人に近づく
【アルジェ:本紙】
アルジェリア保健省の統計によると、同国はCOVID-19パンデミック以降、結婚率と出生率の低下が続いているが、2025年7月1日時点で人口は4,700万人に達し、今後10年間で6,000万人を突破する見込みである。
保健省のナーディヤ・ジーラーウン人口動態予測・警戒担当副局長は報道発表で、アルジェリアの人口構成は依然として若年層が多く、15歳未満の子どもが総人口の29%、15歳から59歳まで(生産年齢人口)が59%、60歳以上の高齢者が11%であることを明らかにした。
世界人口デー(7月11日)に際して同副局長は、「15歳から49歳までの生殖年齢の女性は人口の24%、つまり1170万人を越えている。しかし、出生率と結婚率は低下している。アルジェリア保健省は、今年の出生数は87万3,000人に減少し、人口1000人あたりの出生数は18.5人になると予想している」と述べた。
(後略)
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翻訳者:福田陸人
記事ID:60472