パレスチナ:児童を含む3人がイスラエル人入植者らに銃撃され負傷

2025年06月29日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ヨルダン川西岸地区でパレスチナ人3人がイスラエル人入植者らに銃撃され負傷

【ラマッラー:本紙】

日曜日の夕方、占領下エルサレムの北東にあるヒズマー村を攻撃したイスラエル入植者らの銃撃により、3人のパレスチナ人が負傷した。

パレスチナ自治区エルサレム県は、フェイスブック上の公式ページで、「ヒズマー村に対する入植者らの攻撃の結果、子供1人を含む3人が負傷した」と発表し、この入植者らが同村内で住民らの財産に火をつけたと付け加えた。

パレスチナ公式通信『ワファー』は、「入植者らがヒズマー村の東部を襲撃した際、彼らによって3人の民間人(パレスチナ人)が銃撃された」と報じた。

同通信はさらに、「入植者らは占領軍兵士らの保護の下で、ヒズマー村の東部地域を襲撃した際、同村付近の目抜き通りにいた2人の若者と1人の少年を実弾で負傷させた」と付け加えた。

同通信はさらに、「入植者らは、アフィーフ・アフマド・スライマーン・リズク・アスカル氏の小屋を焼き払った」と伝えた。

「壁と入植地抵抗委員会」(政府系)のデータによると入植者らは5月中にパレスチナ人とその財産に対して計415回の攻撃を行ったが、その内容は武力攻撃から、破壊行為や強制整地、樹木の引き抜き、強制閉鎖までと多岐にわたる。


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翻訳者:鈴木琴絵
記事ID:60530