トルコ国産戦闘機KAAN、はじめて契約成立―インドネシアへ48機
2025年07月26日付 Milliyet 紙
国産戦闘機KAANの輸出について、インドネシアと初めて契約を結んだ。KAANの輸出契約は共和国史上最大の防衛産業輸出となった。
国産戦闘機KAANは防衛産業における最大の転換点に至った。国産戦闘機の輸出についてインドネシアと初めて契約を結び、共和国史上で最大の防衛産業輸出の功績として記録された。
■輸送は120か月以内に完了するとみられる
契約ではKAAN戦闘機合計48機をインドネシアに売却する。輸送は今後120か月以内に完了されるとみられる。この大型輸出の動きはトルコの防衛産業のエコシステムを大きく加速させる一方で、同時に国内経済に多大な恩恵をもたらす。
ハルク・ギョルギュン防衛産業庁長官は「長期的な協力の最も重要なステップの一つだ。活動の結果が実って嬉しく思う。世界において現状より良くするために我々は活動している。第5世代戦闘機について初の契約をインドネシアの同胞たちと結んだ。
■「国内生産率は83%に到達した」
世界の平和を確立するために友好国や同盟国と持続可能な協力を維持することが基本となる。我々は持続可能で我々に意欲を起こさせるような商品が広く普及するか注視している。国内生産率は83%に到達した。これには多大な労力を要する。我々に与えられた目標を実現できて嬉しく思う。」と述べた。
■「弾薬とインフラ計画は歴史的な記録となる」
ギョルギュン長官は「友好国や同盟国と持続可能な協力を維持することが我々の行動の基本となる。インドネシアとは多くの分野で活動する。弾薬とインフラ計画は歴史的な記録となる。」と述べた。
■エルドアン大統領、契約を報告
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領はこの重要な進展を、SNSのアカウントから動画で報告した。インドネシアで行われたINDO Defence 2025展示会においてトルコの国力によって設計、開発、製産された国産戦闘機KAANのインドネシアへの売却契約が成立した。契約ではKAAN第5世代戦闘機48機がインドネシアに輸送される。
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翻訳者:伊藤梓子
記事ID:60543