歌手アフマド・サアド:「奇抜なファッション」の秘密

2025年07月25日付 Al-Nahar 紙
■アフマド・サアド、「奇抜なファッション」の秘密を語る

【本紙】

歌手アフマド・サアドは、自身の奇抜なファッションについて過去に一部謝罪しているにもかかわらず、多くの機会にそれを選択していることについて語った。

エジプトのテレビ司会者シャリーフ・アーミルの番組「ヤフドゥス・フィー・ミスル(それはエジプトで起きている)」に電話出演したサアドは、次のように語った。「人々は僕の奇抜な服装をふざけていると思っているが、実は僕の芸術的な個性にとっては、自然で伝統的な格好こそ、ふざけているように感じるんだ。」

さらに、サアドは「MBCマスル」放送局でこう付け加えた。
「信じてくれ、もし僕が歌手でなければ、こんな服は一生着なかったと思う。でも、観客はパフォーマンスにおける個性だったりキャラクターの一部として、アーティストに独特で個性的なスタイルで登場することを期待しているんだ。」

アフマド・サアドはこれまでも奇抜な装いで話題になっており、最近では、水玉模様の黒いシャツに、非常に幅の広い「カプリ」パンツを合わせてステージに立っている。

また別のコンサートでは、透け感のあるメッシュ素材の服で両耳に耳飾りをつけて登場し、その際には、メディアを通じて謝罪に追いやられた。そして「耳飾りは我々のアラブ社会にはふさわしくない」と語り、観客には自分を批判する権利があると認めた。


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

同じジャンルの記事を見る


翻訳者:喜多見咲
記事ID:60568