ヨルダン:ヨルダン、シリア、米国、スワイダー県の停戦に関する三カ国会談を開催

2025年08月11日付 al-Quds al-Arabi 紙

■スワイダーは本日、アンマンでの会談の俎上に上がる…問題の解決は困難な見通し

【ダマスカス:ヒバ・ムハンマド、本紙】

ヨルダンの首都アンマンで本日火曜日、シリア南西部、スワイダー県での停戦維持とシリアの安定と復興を支援する方法を話し合うために、ヨルダン、シリア、米国の代表による三カ国会談が開催される。専門家たちは、スワイダー県での武力衝突に何らかの「突破口」や有効な打開策を見いだすのは困難だと予想している。

会談には、ヨルダンのアイマン・サファディー副首相兼外務・移民大臣、シリアのアスアド・シャイバーニー外務在外居住者大臣、そしてトゥーマース・バッラーク(トーマス・バッラク)在トルコ米大使兼シリア担当特使が三カ国の関係機関の代表とともに参加する。この協議は、先月7月19日にアンマンで開催された「スワイダー県における停戦の安定化と危機の包括的解決」に向けた会合に続くものである。

バッラク特使は、今回の協議について「我々は責任を果たすことで、シリアとその国民すべてが平和、安全、繫栄を享受できる未来に向かって進むという共通の決意を一層固めた」と表明した。

ある特別な情報筋が(国営)シリアテレビに語ったところによると、協議には三カ国の代表者のみが出席し、シリア国内のドゥルーズ派の代表者は出席しない予定だ。また、アンマンでの会談は三カ国の代表者による協議であり、シリア政府当局者がスワイダー県の代表者と対話のテーブルにつく余地はあるにせよ、まだまだ時間と調整を要するということだ。

(後略)


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翻訳者:久木田麗磨
記事ID:60636