アルジェリア:北東部テベッサ州でマグニチュード5.8の地震が観測

2025年08月17日付 al-Quds al-Arabi 紙

■マグニチュード5.8の地震がテベッサ州を襲う

【アルジェ:アナトリア通信】

日曜日の夕方、アルジェリア東端のティブサ(テベッサ)県でマグニチュード5.8の地震が観測された。一方この地震による、人的・物的被害は記録されなかった。

国立天文地球物理学研究所(CRAAG)は声明で、「テベッサ県ニクリーン町南東10キロの地点を震源地とする、マグニチュード5.8の地震が観測された」と発表した。

さらに「約10分後の午後8時22分(GMT19:22)には、マグニチュード4.7の余震が記録され、その震源がヌクリーン町南東26キロの地点と特定された」と明らかにした。

一方、民防局(民間防衛隊)は声明で「被害は一切記録されていない」と発表し、状況把握のための査察・調査活動が継続中であることを明らかにした。

アルジェリア北部地域は地震活動域に属しており、同地域で発生した最後の大規模な地震は2003年5月にブーミルダース(ブーメルデス)県(首都アルジェの東50キロ)で発生したものであった。そのマグニチュードは約7で、2,000人以上の死者と甚大な物的被害をもたらした。


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翻訳者:福田陸人
記事ID:60670