アランヤの山火事、2日燃える
2025年09月19日付 Cumhuriyet 紙
アンタルヤ県アランヤ区で昨晩発生した山火事について、日の出とともに上空からの消火活動が始まった。消火隊は鎮火のため上空と陸の両方から消火活動を行っている。
アランヤ区アリエフェンディ地区で昨晩23時頃に山火事が発生した。住宅地近くの炎を消火するために多くの消火隊が派遣された。強風が吹いていた現場では、万が一のため電気が止められる事態となった。
消火のため森林管理局と消防局が総動員された。アリエフェンディ地区で発生した火災は、風の影響もあり広範囲に広がった。住宅地をも脅威にさらし、避難活動が開始された。
多くの消火隊が活動を続ける中、同地域に残った居住地区の避難作業が行われた。住民と一緒に大型家畜や小型家畜も火災から遠ざけられた。火を被った温室は焼け、住宅も被害を受けた。
消火隊は、風によりアリエフェンディ地区からイスパトル地区へ飛び火した火災の消火活動を一晩中行った。森林管理局の20台の給水車、災害緊急事態対策庁(AFAD)、消防署、自治体、憲兵隊が一晩中消火活動にあたった。
アランヤ郡シャキル・オネル・オズテュルク郡知事とアランヤ区オスマン・タリク・オズチェリク区長は現場を訪問し実地見聞を行った。状況に関連する説明を受けたオズテュルク知事は、死者は出ておらず、鎮火のため最大限注力し作業が継続していると話した。
◾️消火活動続く
日の出とともに上空からの消火活動も開始した。2機の飛行機と5機のヘリコプターも消火活動に加わった。住宅地にまで被害を及ぼした火災がさらにアリエフェンディ地区からイスハクル地区に移るのを防ぐため、火の向きを変えるよう努めている。風の強い地域では鎮火のため上空と陸の両方からの消火活動が行われている。
◾️火は3地区へ燃え移った
アンタルヤ県アランヤ区アリエフェンディ地区で昨晩発生しイスパトル地区へ飛び火した火災は、近隣のイスハクル、カルグジャク、コジャオウランル地区まで到達した。風の影響で激しさを増した炎に対し、2機の飛行機、8機のヘリコプター、30台の給水車、1台の作業車、190人の作業員が対処しており、避難作業が行われる一方で上空と陸の両方から消火を続けている。
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翻訳者:今田杏佳
記事ID:60796