■仏ニュースサイト：ニューヨークでガザをめぐる最後のチャンスの交渉

【パリ：本紙】

「ニューヨークで…ガザのための最後のチャンス交渉」という見出しのもと、ニュースサイト「メディアパート」は、ガザ地区の将来をめぐる交渉が、国連総会に合わせて予定されている米国のドナルド・トランプ大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相との会談を前に、戦略的な転換点を迎えていると伝えた。現在、国連本部の廊下では切迫した空気が漂っているという。

国際社会にとって、イスラエルがガザで続けている破壊的な「ジェノサイド装置」を止めるための機会の窓が閉じつつある、との認識が広がっているためである。

つまり現在は、アラブ諸国が米国を説得して和平案に加わらせるか、あるいはイスラエルが破壊的な計画を進めるかの二者択一の局面にあるのである。

メディアパートによると、フランス代表団の間では火曜日にトランプ米大統領が国連本部で過ごした一日の後、かつてないほどの楽観的な雰囲気が広がっているのだという。またフランスの高位情報筋は翌朝、「会談の日程は今週末になるだろう」と述べた。

（後略）