ガザ:ネタニヤフ首相支持者の半数がトランプ大統領の和平案を支持
2025年09月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■マアリヴ紙:ネタニヤフ首相支持者の半数がガザにおけるトランプ大統領の和平案を支持
【DPA通信】
今日土曜日に発表された世論調査によると、米国のドナルド・トランプ大統領がガザでの戦争を終わらせるために提示すると予想される計画に対する支持が、それに対する反対を上回った。これはイスラエルの連立与党を支持する有権者らの間でも同様である。
イスラエル紙『マアリヴ』によって公表された調査結果は、与党連合を支持する有権者の41%が同計画を支持し、33%が反対していることを示した。
これは、戦争(2023年10月)開始以降初めて、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の支持層において、この計画に対する支持が反対を上回ったことを意味する。
『エルサレム・ポスト』が伝えたところによると、 野党支持の有権者らの間では、支持はさらに強く、72%が計画を支持し、反対はわずか4%にとどまった。全体では、53%がトランプ氏の計画を支持し、17%が反対、30%が態度を決めていないという。
「 CNN」によれば、トランプ氏のガザ和平計画は21項目から成り、そのなかには、合意署名から48時間以内にハマースが全ての被拘束者を解放することのほか、それに対する見返りとしてのイスラエル軍の段階的撤退が盛り込まれている。
この計画は、最近のトランプ氏とアラブ諸国の首脳らとの会合で提示されたとされ、次回のネタニヤフ氏との会合で議論されることが予想されている。
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翻訳者:次良丸紗智
記事ID:60851