アルジェリア:タッブーン大統領「夏季休暇中は国内にいた」
2025年09月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■噂を打ち消すために…アルジェリアのアブドゥルマジード・タッブーン大統領「夏季休暇は国内で過ごした。ドイツへは近く訪問予定」
【アルジェリア:ドイツ通信社】
アルジェリアのアブドゥルマジード・タッブーン大統領は、自身の夏季休暇を国内で過ごしたと明かし、ソーシャルメディア上で広がった一部活動家や情報源による憶測を否定した。
タッブーン大統領は、金曜日の夜に放送された地元メディアとの映像インタビューの中で「夏季休暇は18日間で、妻や子ども、孫たちとともにアルジェリア国内の公邸のひとつで過ごした」と語った。
大統領の休暇は、首都アルジェのワーディー・ハッラーシュでバス転落事故が発生し、20人以上が死亡し複数が負傷する悲劇と重なった。
そのため、大統領が事故現場に現れないことについて、一部の活動家は「大統領はアルジェリア国外にいる」と主張し、中には「治療のためにドイツへ渡った」とする説まで流れていた。
こうした噂に対し、大統領は「年末か来年初めにはドイツを訪問する予定であり、両国の高官が協議する案件の準備状況に応じて決まる」と説明した。また、次回のG20サミットへの参加も明らかにした。
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翻訳者:古内遼太
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