イスラエル:新たなイスラエル人捕虜の身元を確認
2025年10月19日付 al-Quds al-Arabi 紙
■イスラエル当局、赤十字へ引き渡された二人のうちロネン・エンゲル氏の身元を確認
【エルサレム:本紙】
イスラエル当局は日曜日、ハマースが停戦合意に基づき土曜夜に赤十字へ引き渡した二人の被拘束者の遺体のうち、ロネン・エンゲル氏の遺体の身元を確認したと発表した。
イスラエル軍は、捕虜であったロネン・エンゲル氏の遺体を受領し、その旨を家族に通知したと明らかにした。首相ベンヤミン・ネタニヤフの事務所もこれを確認し、イスラエルはいかなる取引にも応じない方針を重ねて示したうえで、殺害された人質の遺体がすべて収容されるまで全力を尽くすと述べた。
54歳のロネン・エンゲル氏は、10月7日にハマースがイスラエルを攻撃した際にキブツ・ニル・オズで殺害され、遺体はガザ地区へ搬送された。同氏の死亡は2023年12月1日に公表された。
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翻訳者:渡部有
記事ID:61028