モロッコ:ラバトで米国との軍事協力体制のさらなる強化に向けた協議が行われる
2025年10月21日付 al-Quds al-Arabi 紙
■モロッコと米国が既存の軍事協力体制の強化に向けて協議
【ラバト:アナトリア通信】
モロッコのアブドゥッラティーフ・ルーディーイ国防担当大臣は月曜日、ラバトでアメリカアフリカ軍(AFRICOM)のダグヴィン・アンダーソン司令官と会談し、モロッコにおける軍事協力の強化と防衛産業の促進について協議した。
これはモロッコ王国軍が、月曜日に開始され期間は未発表となっているアンダーソン氏によるモロッコ王国訪問について発表した声明で明らかにされたものである。
声明によると、両者はさらに、2020年10月にラバトで署名された、「防衛分野における協力のための2020-2030年ロードマップを通じて築かれた戦略的パートナーシップをさらに強化する」という両国共通の立場を改めて確認した。
さらに両者は、新たな分野での軍事協力を深め、防衛産業の発展を促すことの重要性を確認しつつ、両国を結ぶ強い絆と、二国間の軍事協力の高い水準に満足していると述べた。
米国とモロッコは2020年10月2日、マーク・エスパー米国防長官がモロッコを公式訪問した際に、10年間にわたる軍事協力を強化する協定に署名した。
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翻訳者:齋藤茉音
記事ID:61038