ガザ:イスラエルはハマースが返還した2体の遺体の身元を確認したと発表
2025年10月22日付 al-Quds al-Arabi 紙
■占領当局は、ガザ合意の第1段階の一環としてハマースが返還した2体の遺体の身元を確認したと発表
【テルアビブ-ガザ:DPA通信】
イスラエル当局は今日水曜日の早朝、ガザ戦争における停戦の第1段階の一環として、ハマース昨日が引き渡した2人の遺体の身元を確認したと発表した。
イスラエル軍によると、遺体はアリエ・ザルマノヴィッチさん(85歳)とタミール・アダルさん(38歳)のものである。
軍はテレグラム上の声明で、ザルマノヴィッチさんについて、「ハマースによってニル・ウズ・キブツの自宅から生きたまま拉致され、2023年11月17日に拘束中に殺害されたとみられる」と述べた。
またアダルさんについて、、「二ル・ウズ・キブツの治安調整官代理であり、即応チームの一員であった。2023年10月7日にキブツ防衛戦に際して殺害され、遺体はパレスチナ解放人民戦線によって奪取された。2024年1月4日に公式に死亡が発表された」と付け加えた。
米国が仲介した和平案の第1段階によれば、ハマースは合計28体の遺体を返還することになっており、そのうち13体はまだガザ地区内に残っている。
ハマースは先週すでに、イスラエルの収容所に収監されていた1,900人以上のパレスチナ人捕虜の解放と引き換えに、生存していたすべての人質を解放していた。
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翻訳者:次良丸紗智
記事ID:61089