アルトヴィンで崖崩れ、大岩落ちる

2025年11月04日付 Hurriyet 紙

アルトヴィン所在の学校の下部から大岩の一部がチョルフ川に落下した。音と揺れで生徒は暫しパニック状態に陥った。当初は地震であると考えた学校側は措置として二校の高校の生徒たちを退避させた。

事件は午前11時30分頃、イェニマハッレ地区アイハン=シャヘンク=アナドル高校の下部で発生した。急斜面から落ちた岩塊は音をたてて回転しながらチョルフ川に落下した。衝撃でその周辺では揺れが感じられ、学生と教師たちは暫しパニック状態に陥った。

当初地震であるとした学校側は生徒たちを速やかに安全なところへ避難させた。崖崩れの後、同地には災害緊急事態対策庁(AFAD)、警察、自治体、環境・都市計画・気候変動省地域局の職員たちが派遣された。当局は措置として2つの高校の600人の生徒を帰宅させた。

◾️「措置として生徒たちを帰宅させた」

崖崩れ現場で実地見分を行うアルトヴィン県知事のトゥラン=エルギュン氏は、発表を行い「大体30分前に学校の後ろから大きな岩塊がチョルフ川に落下したようだ。学校関係者は、その音で何が起きたのかわからなかったために、地震だと思い生徒たちを避難させたようだ。誰も負傷せず、建物の損傷もなかったことは非常に幸運である。措置として生徒たちを帰宅させた。災害緊急事態対策庁と環境・都市計画・気候変動省地域局の職員たちはドローンで調査を行い、レポート作成の準備をしている」と発表した。

崖崩れの際のパニック状態を説明した学校勤務のオルハン=アルカン氏は「一瞬激しい音がした。最上階にいたが揺れを感じた。マグニチュード6-7の地震が起こったと感じた。すぐに学校指導部と共に生徒たちを安全な場所に避難させた。あとで岩が川に崩落していったのを知った。皆怖がっていたが、いずれにせよ全員無事だった」と述べた。

アルトヴィン市と災害緊急事態対策庁職員は岩の落下した地域で調査を開始した。


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翻訳者:安孫子織絵
記事ID:61103