パレスチナ:イスラエルの「組織的」犯罪を止めるための国際的な行動を呼びかけ
2025年11月17日付 al-Quds al-Arabi 紙
■捕虜に対するイスラエルの「組織的」犯罪を止めるための国際的な行動を呼びかけ
【ラーマッラー:本紙】
パレスチナの外務省といくつかの人権団体は月曜日、イスラエルが「捕虜の処刑を許可する」法案の可決に向けて進んでいることをふまえて、世界に対し、パレスチナ人被拘束者に対する「組織的」な犯罪を止めるために迅速な行動をとるよう呼びかけた。
これは外務省とパレスチナの人権機関が出した声明で、ウマル・アワドゥッラー政治担当次官が、ヨルダン川西岸中央部のラーマッラーにある外務省の建物で行われた記者会見で読み上げた。
アワドゥッラー氏は、「占領当局は、拘留施設を、パレスチナ人を肉体的・精神的に破壊し解体することを目的とした、抑圧と拷問の環境へと変えた」。
同氏は次のように付け加えた。「占領体制の立法・行政・司法の体系は、この2年間において、パレスチナの存在を標的にするための違法な手段を定着させ続けてきた」。
さらにアワドゥッラー氏は、これが「数十の法案と軍事命令を通じて行われており、その先頭にあるのが『捕虜の処刑法案』である」と説明した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
翻訳者:渡部有
記事ID:61158