■古典アラビア文学研究のためのシャーキル・ファッハーム賞の応募受付が開始

【ダマスカス：本紙】

ダマスカス・アラビア語学会は、古典アラビア文学の批評および校訂研究を対象とするシャーキル・ファッハーム賞の応募受付を開始したと発表した。

学会は、当該分野に関係する個人および学術機関が、彼らが適当と考える人物を、いくつかの条件に従って賞に推薦する権利があると説明した。

その条件は、応募作品がアラビア語で出版されたものであること（書籍、研究論文、または校訂テキストのいずれでも可能）、また電子媒体での発表も可能であること、作品発表から5年以上経過していないこと、教育機関のカリキュラムにおいて教材として指定された書籍でないこと、応募作品が過去に他の賞を受けていないこと、そして修士・博士論文から抜粋・転用されたものでないこと、だという。

学会は、賞金額が500万シリア・ポンドに達し、複数の受賞者に分配される場合もあることを言及した。また推薦の受付は2025年12月末まで続くとし、候補者は履歴書と応募作品の紙媒体による3部を提出しなければならないと説明した。同学会によると、作品は返却されず、賞は後日発表される日程の授賞式において受賞者に授与される予定である。