ガザ:カッサーム旅団がガザ地区最後のイスラエル人捕虜の遺体の捜索を再開

2026年01月07日付 al-Quds al-Arabi 紙

■カッサーム旅団、ガザ東部最後のイスラエル人捕虜の遺体の捜索を再開

【ガザ:アナトリア通信】

ハマース運動の武装部門であるカッサーム旅団は水曜日、数週間にわたる中断の後、ガザ地区で最後のイスラエル人捕虜であるラン・ゴイリ氏の遺体を捜索する活動を再開した。

捜索活動は今朝の数時間前にわたって赤十字国際委員会の監督下で継続しており、ガザ市の東部のザイトゥーン地区にあるサラーフッディーン通りの東側でイスラエル占領軍の支配下にある区域で集中に行われている。

カッサーム旅団は、イスラエル政府が2023年10月8日に、米国の支援を受けて開始した集団的ジェノサイド戦争において、イスラエルの攻撃によってガザ地区が広範に破壊されるなかで、エジプト委員会に所属するブルドーザーや大型の重機が捜索活動に参加していると付け加えた。また赤十字国際委員会が、停戦合意条項の履行と捕虜の交換の流れのなかで、捜索活動を監督しているという。

捜索活動の再開は停戦合意に基づく捕虜交換の合意の一環として実施されている。その第一段階は10月10日に実施段階に入り、2年間のジェノサイドに終止符を打つこととなった。

ハマースは合意に従って、拘束下で生存していた全てのイスラエル人捕虜らを解放したことに加えて、自らのもとで死亡した捕虜らの遺体を引き渡した。ただし、依然として捜索が続けられているラン・ゴイリ氏(の遺体)はその例外となる。

イスラエルは、捕虜交換合意の第二段階への移行およびガザでの戦争終結は、捕虜であるゴイリ氏の遺体を回収することと結びついていると強く主張し続けている。

ヘブライ語メディアによると、イスラエルは遺体問題を交渉材料として利用しており、遺体が回収されるまでラファフ国境検問所の開放および復興作業を開始することを拒否している。

2023年10月7日、ハマースが率いるパレスチナの各派閥は、ガザ地区沿いの軍事基地や入植地を攻撃し、イスラエル人を殺害・拘束した。これは各派閥によると、「パレスチナの人々とその聖地、特にアクサー・モスクに対するイスラエル占領軍の日常的な犯罪」への報復として行われたものである。

この攻撃を受けて、イスラエルはガザ地区で報復とジェノサイドの作戦を開始し、そのほとんどが子どもと女性であるパレスチナ人71,000人以上を殺害、171,000人以上を負傷させた。


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翻訳者:加藤心寧
記事ID:61443