ガザ:ネタニヤフ首相がガザ統治へのトルコ・カタールの関与を拒否

2026年01月24日付 al-Quds al-Arabi 紙

■イスラエルは戦争の脅威を振りかざすことで「ガザ委員会」を妨害するための実際的な措置を講じている

【ガザ:本紙】

今回イスラエルは、ガザ地区の統治を担う「国家委員会」を挫折させる意図を隠さなかった。委員会の構成に異議を唱えたうえで、委員会がガザに移動して、国連安保理が採択済みのドナルド・トランプ米大統領の計画に従って業務を開始できるようにするどころか、むしろ委員会に制限を課すことに固執した。

これにより、停戦合意の「第2段階」への実質的移行が阻まれることとなった。

そしてこれは、イスラエルが、ガザの広範囲を引き続き占領し、血塗られた攻撃を継続するという計画に邁進していることを意味する。

イスラエル側の妨害

イスラエルは複数の当局者の発言を通じて、ガザ地区の管理を担う委員会に反対する姿勢を露骨に示した。これは停戦合意の第2段階への移行を妨害し、戦争と攻撃の政策を継続する同国の意図を改めて裏づけるものだといえる。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は議会(クネセト)での演説において、「ガザ地区にトルコ兵やカタール兵がいることはないだろう」と述べたうえで、「平和評議会」の特別諮問委員会の構成に関して米国内の友人たちへの懸念を表明した。

これは、ガザに関する特別評議会にカタールとトルコを参加させようとする米国側の強い意向があるとの噂が広まったのを受けたものである。

一方イスラエルのイスラエル・カッツ国防相は脅すように、「地域の安定を揺るがそうとする勢力が、シリア、ガザ、あるいはエーゲ海に軍事的プレゼンスを有することを、我々は許さない」と暗にトルコに言及した。

ネタニヤフ氏とカッツ氏の発言は、イスラエル右派政権内の複数筋の発言として伝えられた多くの情報のさなかに出されたものであり、そこでは同政権が停戦合意の「第2段階」への移行を拒否し、ガザに対する特有の政策、すなわち封鎖の強化を継続し、停戦合意に反する軍事攻撃を続け、また「イエローライン」地域から撤退しないといった意図を持っていることが示された。

これはドナルド・トランプ大統領を含む多くの米当局者がすでに発表した内容にもかかわらず、である。

さらにイスラエルの過激派として知られるベツァレル・スモトリッチ財務相は、トランプ米大統領によるガザ地区計画の撤回を公然と呼びかけた。

さらにスモトリッチ氏は、占領下のヨルダン川西岸で行われた入植地の開所式に際して次のように述べたと伝えられている。「イスラエルへの多大な支援と善意に対して、トランプ大統領に感謝すべき時が来た。さらに、(ガザからの)人質解放における重要な支援についても謝意を述べる。しかし我々は、彼の計画がイスラエルに害を与えるものであり、撤回されなければならないことを明確に伝えなくてはならない」。

(後略)


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翻訳者:後藤璃乃
記事ID:61541