レバノン:ヒズブッラーがイスラエルの軍事拠点に対し新たに12回の攻撃を実施

2026年03月04日付 al-Watan 紙

■ヒズブッラーがイスラエルの軍事拠点に対し新たに12回の攻撃を実施

【ダマスカス:本紙】

レバノンのヒズブッラーは水曜日、占領軍に属する拠点・基地に対して計12回の攻撃を実施したと発表し、これらが「イスラエルの攻撃への報復」だと述べた。ヒズブッラーによると、このイスラエルの攻撃は、ベイルート南部(ダーヒヤ地区)を含むレバノン国内の数十の市町村を標的にしたものだという。

レバノンの複数メディアが伝えた同党の連続声明によると、この作戦には、イスラエル軍部隊の集結地点への砲撃のほか、指揮・統制の基地、防空施設、さらに海上・航空関連の拠点への攻撃が含まれ、ミサイルと自爆型ドローンが使用されたという。

同党は、最初の作戦として同日未明、メトゥラ町でイスラエル軍の集結地点をロケット斉射で攻撃し、その後、占領地内部の中部にある「IAI」社の拠点をドローンで攻撃したと説明した。

さらにサファド市東方のドローン管制基地を「精密命中」のミサイルで攻撃したほか、同市周辺にあるイスラエル軍北部方面軍司令部も砲撃したと述べた。

レバノン南部では、フーラ町でイスラエルの装甲兵員輸送車と戦車を攻撃し、「直接命中」を確認したとも発表した。

また、ハイファ市内の「キリヤト・エリイエゼル」拠点にある防空システムのレーダーを、ドローンで攻撃したとした。

声明によると、その後攻撃は拡大し、フダイラ地区の防空・ミサイル基地のほか、テルアビブ南東に位置するテッル・ハショメル基地に加え、ハイファ海軍基地、ラマト・ダビド空軍基地がその対象となった。

同党は、これらの作戦が未明から水曜午後にかけて近い時間帯に実施され、ミサイルと「自爆型ドローンの編隊」を用いたと述べ、レバノン領土に対するイスラエルの攻撃への報復を継続している一環だと位置づけた。

ヒズブッラーの一連の発表は、米国とイスラエルが一方で、イランが他方で対峙する軍事衝突と並行して出された。地域・国際的には衝突拡大への懸念が高まっており、レバノン南部で情勢がより広範な対立へ滑り落ちるのを防ぐため、政治・外交面から沈静化と封じ込めを求める呼びかけが続いている


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翻訳者:国際メディア情報センター
記事ID:61757